ゲートウェイの設定
NASに、玄関を。
ゲートウェイは、Loftのうち自宅で動く小さな部分です。アプリはゲートウェイと通信し、ゲートウェイはあなたのアカウントでサインインしてNASと通信します。所要時間は10分ほどで、設定は一度きりです。
必要なもの
- 常に電源が入っていて、NASと同じネットワークにあるLinuxマシン。x86_64またはarm64で、Python 3.12以降が必要です。Debian 13、Ubuntu 24.04、最新のRaspberry Pi OSには含まれています。古いシステムではコンテナを使ってください。64ビットのRaspberry Piでも動きます。できれば、ほかの用途に使わないマシンを使ってください(セキュリティを参照)。
- SMB 3でフォルダを共有するNASまたはサーバーと、そのネットワーク上のアドレス。
- NASのユーザー名とパスワード。入力するのはあとでアプリに対してで、ゲートウェイの設定には入力しません。
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インストール
近日公開。ゲートウェイはまだダウンロードできません。公開されたら、
.debとコンテナイメージはダウンロードページに置かれ、インストール用のコマンドはここに載せます。 -
NASを指定する
loft-gateway initを実行します。NASのアドレスを尋ね、設定ファイルを書き出し、ゲートウェイの鍵を作成します。最後にペアリングコードが表示されます。続いて
loft-gateway doctorを実行します。ゲートウェイからNASに接続できるか、NASが対応しているSMBのバージョンと暗号化、時刻が正しいか、証明書が有効かを確認します。問題があれば、何がおかしいのかを教えてくれます。--userとNASのユーザー名を付けると、サインインと共有フォルダも確認します。パスワードの入力を求めますが、パスワードを表示することはありません。SMB暗号化に対応していない古いNASの場合は?初期設定では、ゲートウェイは暗号化なしでの接続を拒否します。設定ファイルで
smb_encryption = "server"とすると、代わりにNASが判断し、ホームネットワーク内の接続はNASが求めた場合にのみ暗号化されます。どうするかはあなたが決められます。 -
アプリとペアリングする
loft-gateway pairを実行し、表示されたQRコードをLoftアプリでスキャンするか、リンクをデバイスで開きます。コードにはゲートウェイのアドレスと鍵が含まれているため、アプリは最初の接続からあなたのゲートウェイと通信していることを確認できます。あとはNASのユーザー名とパスワードでサインインするだけです。ゲートウェイのアドレスを入力する欄は、あえて設けていません。手入力のアドレスは、パスワードを集める偽のゲートウェイへの入り口になりかねないからです。どうしても必要な場合は、アプリのペアリング画面に手動で設定があります。
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外出先で使う(任意)
自宅で使うだけなら、これ以上の設定は不要です。外出先でもLoftを使うには、次のどちらかを選びます。
- トンネル:Cloudflare Tunnelなど。ルーターのポートを開放する必要はありませんが、トンネル事業者は通信を読み取れます。サインインは自宅で行います。
- 直接接続:ルーターでゲートウェイへのポート転送を設定します。エンドツーエンドで暗号化され、どこからでもサインインできます。ゲートウェイがサインインの試行回数を制限します。
違いは仕組みで説明しています。設定を変えたら
loft-gateway pairをもう一度実行し、新しいアドレスをコードに含めてください。
Loftに表示する範囲を絞る(任意)
LoftはNASアカウントで開けるすべての共有フォルダを表示し、それ以外はNAS自体のアクセス権で決まります。設定ファイルでさらに絞り込むこともできます。一部の共有フォルダだけを表示する、特定のフォルダやパスを非表示にする、一部のユーザーだけに許可する、といった設定です。初期状態ではどれも空です。
アップデート
ゲートウェイが自分でアップデートすることはありません。リリースノートを読んだうえで、新しい.debをインストールするか、新しいコンテナイメージをpullしてください。リリースノートとチェックサムは → ソースコード